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遊んで、食べて、旅行して、学んで、ちょっと仕事して・・・の毎日のことを少しずつ・・・
読書の秋・・・
2008年11月13日 (木) | 編集 |
読書の秋・・・ではなく
1年中通勤電車では本を読んでいます。

2008111218210000_R.jpg


好きな作家は逢坂剛さん、女性なら宮部みゆきさん。
かなり読んでます。


旅行のときなどは、前々から「この本!」と決めて持っていきます。


10月のモルディブではこの「カディスの赤い星」を読んでました。
ハラハラ・ドキドキ。
楽しかった~~♪


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本のこと
2008年12月02日 (火) | 編集 |
通勤のお供、今はこれです。

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「ホワイトアウト」で有名になった作家ですが、
この本は山本周五郎賞と日本推理作家協会賞のダブル受賞作です。

なんてことは、読む前は知らず、
タイトルが堅かったので、どんなに怖い本かと思って読み始めたら、これが意外とおもしろく、
おもしろいだけじゃなくて、ちょっとホロッとしてしまうところもあったりして
どんどん読んでしまいます。。。

なるほど、ダブル受賞作か~、と今になって知って、更に安心して納得した次第です(笑)


本といえば、最近こんな本を買いました。

辞書

中身はこんな感じ。
2008120122320000_R.jpg

日本語を勉強する外国人のための辞書です。

We have long holidays in summer.

Natsu ni wa nagai yasumi ga arimasu.


とまぁ、こんな感じで、日本語がローマ字表記されています。
ひらがな・カタカナを読めなくても、日本語を話せるようになっているのです。
イントネーションは難しいでしょうけどね。


モルディブに行ったときに、ホテルのSPAのレセプションの女の子と友達になりました。
彼女は日本語を一生懸命勉強中で、まだ「こんにちは」「サヨナラ」程度しか話せません。
インドネシアの女性で、英語は昔付き合ったアメリカ人から習って完璧。
その彼女が、日本語を勉強したいけど、辞書がない、なにかいいものはないかな?とメールをくれたので、クリスマスプレゼントにこれを送ろうと思って買ったわけです。

クリスマスカードを添えて・・・

と思ったけど、彼女はイスラム教徒!
クリスマスカードはダメかな・・・?




通勤のお供
2008年12月10日 (水) | 編集 |
奪取』が読み終わって、
今はコレです。

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)
垣根 涼介

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「奪取」はちょっと軽快でコミカルな雰囲気もあったのですが、
この「ワイルド・ソウル」はちょっと重いかな。

南米が舞台になっている本を読むのは「CHE」以来2冊目だと思います。


この「ワイルド・ソウル」は、大薮春彦賞・吉川英治文学新人賞・日本推理作家協会賞をトリプル受賞した作品のようです。
まだ上巻の半分くらいですが、内容にかなりの厚みがあり、読み応え充分! これからが楽しみです。

最近は、失敗を恐れて(?)何らかの受賞をした作品を選んで読むことが多くなりました。


以前は、サントリーミステリー大賞物を結構読みましたが、残念なことにサントリーミステリー大賞自体が終了してしまいました。

この作家、垣根涼介氏は、「午前三時のルースター」で、読者賞とともにサントリーミステリー大賞をダブル受賞をした作家です。
サントリーミステリー大賞は、その後のドラマ化が約束されたものなので、この作品も高橋克典の主演でドラマ化されましたが、本を読んでいると、ついつい本のどの部分が今ドラマで進行中なのかと頭で考えてしまって100%では楽しめません・・・(^^;


最近は小説のスケールがどんどん大きくなって、ドラマ化・映像化は難しい、というものも増えていると思います。
きっと、この「ワイルド・ソウル」なんかも映像化したらおもしろいだろうけど、かなり難しいんだろうな~と思いつつ、もしやるなら主演はこの人かな~とか、ちょっと考えながら読んでみようかな。


通勤電車での読書なので、降りる駅を間違えないように・・・
本にのめりこみ過ぎないように気をつけます(^^)





旅行のおとも
2008年12月30日 (火) | 編集 |
冬の京都旅行のお供はこれにしました。


斜影はるかな国 文春文庫 (文春文庫)斜影はるかな国 文春文庫 (文春文庫)
逢坂 剛

文藝春秋 2003-11-08
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文庫で700ページ以上・・・
分厚くてあまり旅行向けじゃないかな。
でも、ひとり旅だし、殺人事件ものじゃちょっと寂しいな~と思って。(^^;





辛い一冊
2009年01月16日 (金) | 編集 |
受賞歴とアマゾンのおすすめ度を見て買ってしまった一冊。

エトロフ発緊急電 (新潮文庫)エトロフ発緊急電 (新潮文庫)
佐々木 譲

新潮社 1994-01
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山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、
日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞、
このミステリーがすごい!第4位と、読書欲をそそられる1冊。 


だけど・・・ 通勤で読む本ではないかも


「真珠湾攻撃」とその時代の諜報活動がテーマのこの本、ちょっと重すぎます。。。

日本人であることがちょっと辛くなったりもします。。。


早く読み終わらないかな~~(笑)







読みあさり・・・
2009年01月27日 (火) | 編集 |
重かった「エトロフ・・・」が読み終わりまして。

う~ん、意外と良かったかも。
重いテーマではあるけど、後半は前半とは雰囲気が変わり
こういうこともあったのかもしれないな~、とその時代に思いをはせました。

ドラマ化もされたようで、見てみたかったな~と思いました。


頭の整理に、ちょっと軽めの1冊を選択。


アニーの冷たい朝 (創元推理文庫)アニーの冷たい朝 (創元推理文庫)
黒川 博行

東京創元社 2005-01-27
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軽すぎて、3日の通勤で読み終わってしまいました・・・
確かにおもしろくはあるのだけど、個人的にはイ・マ・イ・チ



で、次はこれ。

死亡推定時刻 (光文社文庫)死亡推定時刻 (光文社文庫)
朔立木

光文社 2006-07-12
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読んでいるうちに、ドラマで見たような・・・・って気がしていたらやっぱり(^^;

ドラマのラストがどうだったか思い出しませんように、
と自分に言い聞かせて読んだけど、なんとなく思い出してしまいまして。。。
思い出してしまったのに、ドラマと本のラストが違って・・・!

えっ、ここで終わり?
下巻はないの?って感じで脱力。
最近、この手の本は結論をあえて書かない作家が増えているような・・・

それを読者次第ととるか、手抜きととるか
なんだか読後感のイマイチよくない1冊となってしまいました。
あまり人に薦められない・・・かも。



で、今はこれ。

邪魔〈上〉 (講談社文庫)邪魔〈上〉 (講談社文庫)
奥田 英朗

講談社 2004-03
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トヨエツで映画化された「サウスバウンド」の作者。
直木賞「空中ブランコ」の作者。
前者は随分前に読み、トヨエツ~?!と驚いた記憶があります。

上下巻、読み応えがありそうなので期待しながら読んでいる途中です。


まさに読み漁り、乱読状態です。。。



趣の異なる3冊
2009年03月23日 (月) | 編集 |
乱読なので、読んだ本を良く忘れます(^^;
内容などはもっと忘れます
なのでここで備忘録。
読んだ本をとりあえずせっせとまとめています。
→ http://jjjasmine.blog57.fc2.com/blog-category-7.html


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直木賞作家・船戸与一のぶ厚い2冊。
今まで読んだ本の中で一番重かったかもしれません、テーマが。。。
というか、女性向きではない本、だと正直思いました(^^;

表紙の通りで、拳銃がバンバン出てきます。
バンバン打っちゃってます・・・

何度も何度ものけぞるほどに驚かされ、
最後まで息を呑むシーンが多く、楽しめたというよりどっと疲れました。


でも、こんな内容の濃い本を読んじゃったあとは、
どんな本を読んでも軽く思えてしまいそうで
次には何を読んだらいいのだろうか・・・・と悩みました。



そして・・・・
尊敬する20年来の友人(年下の男の子ですが)が薦めてくれた
秋山真之が主人公の本。
「坂の上の雲」全8巻。
優しいタッチのこの本にしました。
久々に読む司馬遼太郎です。

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今をときめくもっくんが今年の秋・この特別大河ドラマで主演します。
生前作者は、この本の映像化を拒否し続けたんだそうですが
作者の死後、NHKが遺族にラブコールを送り続け、ようやくドラマ化が実現。
NHK渾身の大作になるそうで・・・・
それまでに読み終わるかどうか・・・・・

ちなみに秋山真之を尊敬するこの友人は、
このドラマの配役にはまぁまぁ納得なんだとか。(^^)
じゃあ、ドラマも見よっかな。(^^)



そして、旅行先で読もうと思って買った1冊。

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小説が好きで、エッセイ物はめったに読まないのですが、
知らない世界のことをちょっと知りたくなりまして購入。

実は、10月のモルディブで読もうと思って買ったこの本。
結局向こうでは読む時間と心の余裕がなく(遊んでばかり・・・)
スーツケースで旅行だけは共にした仲です(笑)

このたび湯布院でちょっと読み始めました。

これがまた面白い!
評価倒れではなく、評価の通り面白くてどんどん進んでしまいます。

だけど、笑いたくなっちゃうし、涙が出そうにもなるし、
ちょっと通勤には向かない1冊です(^^;

オススメです




このような調子で、浅く広く(?)
通勤のお供に欠かせない本を毎日バッグに入れて持ち歩いています。


猛き箱舟〈上〉 (集英社文庫)
猛き箱舟〈上〉 (集英社文庫)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

赤めだか
赤めだか





船戸与一にはまる?!
2009年06月14日 (日) | 編集 |
「坂の上の雲」を2巻で中断して
やっぱり好きな小説へと目を向けてしまいました。


まずは逢坂剛 「幻の祭典」

幻の祭典 (新潮文庫)
逢坂 剛
4101195137


1936年に開催されたベルリンオリンピックの陰で、
ナチスに反旗を翻す人民オリンピックがバルセロナで開催される予定だった、
という背景の小説です。

最近は、本当の歴史と、フィクションの織り交じった小説が好きです。


逢坂剛さんのスペインもの、これで何冊読んだでしょうか・・・

歴史と呼ぶにはまだ日の浅い、ほんのちょっと前の壮絶なスペイン史。
多民族国家の悲劇が根底にあるスペインの複雑さ。。。


直木賞を獲った「カディスの赤い星」と比べてしまえばイマイチだけど、
最後は逢坂氏お得意のどんでん返しを楽しく読みました。



次はこれ。

白い夏の墓標 (新潮文庫)
帚木 蓬生
4101288011


さすがに医師の書く本だけに、専門用語が多く最初はちょっと抵抗があったけど
直木賞候補に挙がっただけのことはあるな、と思いました。

激しいサスペンスではなく、
最後まで静かなテンポで物語が進んでいくように感じました。

この作家の本は初めてでしたが、もうちょっと読んでみようかな、と思いました。



そして・・・

2009053114030000_R.jpg


「猛き箱舟」以来、なんだか船戸与一を読みたくなってしまって
「砂のクロニクル」、「山猫の夏」と続いて読んでいます。

「砂のクロニクル」はイラン・イラクが舞台の、民族闘争(と言ったら簡単すぎる?)。

宗教・民族・・・・ アメリカ主体の表の歴史を私たち日本国民は疑わないけれど
湾岸戦争から始まる一連の戦争の裏に真実の歴史があることを知りました。
一言で言ってしまえば、多民族国家は本当に難しいものです・・・・
民族ってなんなのだろう?と考えてしまいました。

無宗教&単一民族国家に生まれ育った私たち日本人には
本当の意味での理解は不可能だと思いました。
民族のために命をかけることの意味。
その民族だけの国家を作ること。
その命題はやっぱり私には理解不能だけど、
それほど大きなものであるってことは分かります。

民族に執着することと、日本国民のように民族を意識しないで暮らせること。
どちらが幸せなのかは、私には分かりません・・・・


「山猫の夏」はブラジルが舞台です。


船戸与一氏の本は、知らない世界が飛び込んできます。
イランもイラクも、ブラジルも、私は多分きっと旅行しない地だと思います。
(ブラジルと言っても、かなりの辺境です)

そしてその地の持つ深い問題やそれにからむ人間の悲しみと憎しみ。


テーマはいつも重いけれど、知らない世界を知ることができ、
自分の今の幸せや世界の抱える莫大な問題を少しだけ認識することができます。


一度重い本を読んでしまうと、なかなか軽めの本に目が向きませんが、
船戸与一作品にちょっと疲れたら
話題の村上春樹でも読んでみようかな、と思っています。



女流作家モノ
2009年09月02日 (水) | 編集 |
久しぶりに本のこと。

船戸与一を読み続け、頭が疲弊したように感じたのか
自然と少し軽めのものを求めました。
図らずも(?)女流作家モノ・歴史(時代)モノばかり(^^;


獅子の座―足利義満伝 (文春文庫)
獅子の座―足利義満伝 (文春文庫)
おすすめ平均
stars足利義満の野望
stars獅子の咆哮は雄叫びか、慟哭か?

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平岩弓枝さんの歴史小説は結構好きで、すでに何冊か読んでいます。
これは前から読みたいと思っていた一冊。
この時代は、まだまだ皇家、公家、武家の区切りが曖昧で・・・というか
かなり血脈がつながっているので、そのあたりを面白く読みました。
鎌倉~室町時代にはあまり明るくないので、
これを機に少しこの時代の歴史を学びなおしてみようかなと思いました。



狐狸の恋―お鳥見女房 (新潮文庫)
狐狸の恋―お鳥見女房 (新潮文庫)
おすすめ平均
stars子供の成長とは早いものと実感する物語
stars子どもの成長の喜びと寂しさ
starsシリーズの転機となるラブストーリーの成就

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諸田玲子さんのものもかなり読んでいます。
これは「お鳥見女房」シリーズの第4弾。江戸時代のお話です。
将軍家でもない、大奥でもない、鷹狩りに関係する人々のお話で
江戸時代の、ちょっと今では考えられない人間模様が垣間見れて面白いです。



遊女(ゆめ)のあと
遊女(ゆめ)のあと
おすすめ平均
starsとってもおもしろい小説でした
stars武家社会の厳しさと人の心の妙

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これも諸田玲子さん。
8代将軍吉宗の時代のもの。
この時代の江戸と名古屋のことが興味深く書かれています。
武士、商人、町人・・・・ それぞれの身分による考え方の違いも面白いです。
でも、ちょっとできすぎ、でしょうか。。。(^^;




---おまけ---

吉原手引草
吉原手引草
おすすめ平均
stars普通に楽しい
starsさすが、直木賞受賞作
stars本読みにオススメ!
stars嘘とお金で作り上げられた世界への川柳的な物語
stars最高傑作ではないけれど

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直木賞受賞作です。
受賞前に読みました。(だいぶ前のことです)とても引き込まれた面白い本です。
それぞれの章の、語り手の話し言葉の違いも興味深いです。
直木賞受賞に納得の一冊でした。



相変わらず乱読です。。。